水のコラム

トイレレバーがゆるい!自分でできる修理方法と業者に依頼すべき症状を解説

2024年11月30日 トイレ

トイレのレバーがゆるくなって水が流れない、そんな経験はありませんか?

トイレレバーのトラブルは、日常生活で意外と多く発生する問題です。中でも「レバーがゆるい」という症状は、適切な対処をすれば自分でも修理できる可能性があります。

この記事では、トイレレバーの基本的な仕組みから、修理方法、そして業者に依頼すべき症状まで詳しく解説していきます。

トイレレバーの仕組みと水が流れる原理

トイレの水が流れる仕組みは意外とシンプルです。トイレレバーを操作することで、タンク内の水が便器へと流れ込む仕組みになっています。

しかし、この動作が正常に行われるためには、タンク内の各部品が適切に連携して動かなければいけません。まずは、トイレレバーの基本的な構造と仕組みを理解しましょう。

タンク内部の構造

トイレタンクの内部には、主に5つの重要な部品が配置されています。

レバー本体、レバーとフロートバルブをつなぐ鎖、水の流れを制御するフロートバルブ、水位を調整する浮き玉、そして給水を行うボールタップです。

これらの部品が互いに連携することで、トイレの水が適切に流れる仕組みが成り立っています。

トイレレバーの動作と水の流れ

トイレレバーを操作すると、まず鎖が引き上げられます。この鎖の動きに連動してフロートバルブが開き、タンク内の水が便器へと流れ込みます。

水位が下がると浮き玉も下降し、これによってボールタップが開いて新しい水が供給されます。タンクが満水になると浮き玉が上昇し、給水が自動的に止まる仕組みです。

各部品の役割と動作メカニズム

それぞれの部品には明確な役割があります。レバーは鎖を引き上げる起点となり、鎖はその力をフロートバルブに伝えます。フロートバルブは水の流れを制御し、浮き玉は水位を監視する部品です。

ボールタップは適切なタイミングで給水を行い、タンク内の水量を一定に保ちます。これらの部品が正常に動作することで、トイレの基本的な機能が維持されているのです。

トイレレバーがゆるくなる5つの原因

トイレレバーがゆるくなる原因は、実はいくつかの要素が絡み合っています。日々の使用による自然な劣化から、部品の不具合まで、様々な要因が考えられます。

ここでは、トイレレバーがゆるくなる主な5つの原因について、それぞれの症状と影響を詳しく見ていきましょう。

レバー本体の劣化や破損

長年の使用でトイレレバーは少しずつ劣化していきます。プラスチック製のレバーは特に経年劣化の影響を受けやすく、ヒビが入ったり、変形したりすることがあります。

また、レバー内部の軸受け部分が摩耗すると、グラグラと不安定な動きになりやすいです。このような状態では、レバーを操作しても適切な力が伝わらず、水が十分に流れません。

固定ナットのゆるみ

トイレレバーを固定しているナットは、繰り返しの使用で徐々に緩んでくることがあり、最も一般的なトラブルの一つです。ナットが緩むとレバー全体がぐらつき、操作時の手応えが悪くなります。

また、緩みが進行すると、レバーが完全に機能しなくなる可能性もあります。定期的な点検で緩みを確認し、必要に応じて締め直すことが重要です。

鎖の不具合や長さ調整の問題

レバーとフロートバルブをつなぐ鎖は、トイレの機能を支える重要な部品です。鎖が切れたり、外れたりすると、レバーを操作してもフロートバルブが動かず、水が流れません。

また、鎖の長さが適切でないと、レバーの操作感が悪くなります。長すぎると十分な力が伝わらず、短すぎるとフロートバルブを引き上げ過ぎてしまう原因になるのです。

フロートバルブの破損や位置ずれ

フロートバルブはタンク内の水流を制御する重要な部品です。経年劣化や使用頻度が高いと、フロートバルブが正常な位置からずれたり、破損したりすることがあります。

また、フロートバルブがオーバーフロー管に正しく固定されていないと、水漏れや水の流れの悪さの原因となります。フロートバルブの不具合は、レバーの動作感に直接影響を与えるのです。

パッキンの劣化による水漏れ

レバーの根元部分にあるパッキンが劣化すると、水漏れの原因となります。水漏れが発生すると、タンク内の水圧が低下し、レバーの操作感が悪くなることがあります。

パッキンの劣化は徐々に進行するため、早期発見と交換が重要です。放置すると水道代の無駄な上昇につながるだけでなく、レバー周辺の部品にも悪影響を及ぼす可能性があります。

自分でできるトイレレバーの修理方法

トイレレバーの修理は、適切な工具と手順があれば、意外と自分でもできる作業です。ここでは、安全に修理を行うための準備から、具体的な修理手順まで、順を追って説明していきます。また、部品の購入に便利な三重県内のホームセンターもご紹介します。

修理前の準備と必要な工具

修理を始める前に、まず以下の工具を用意しましょう。

  • ・モンキーレンチ(ナットの締め付け用)
  • ・マイナスドライバー(調整用)
  • ・ゴム手袋(作業用)
  • ・新聞紙やタオル(床の養生用)

作業前の注意点として、必ず止水栓を閉めてからタンク内の水を抜きます。床が濡れるのを防ぐため、新聞紙やタオルを敷いておくと安心です。

固定ナットの締め直し方

ナットの締め直しは最も簡単な修理方法です。タンクのフタを開け、レバー根元の固定ナットを確認します。モンキーレンチを使って、時計回りに慎重に締めていきましょう。

プラスチック製のナットは割れやすいので、強く締めすぎないように注意が必要です。締めた後は、レバーの動きを確認して適度な固定具合に調整します。

鎖の交換と長さ調整の手順

鎖の交換は比較的簡単な作業です。まず、古い鎖をレバーとフロートバルブから外します。新しい鎖を取り付ける際は、適切な長さを確認しながら行います。

鎖が長すぎると水の流れが悪くなり、短すぎるとフロートバルブを引き上げ過ぎてしまいます。鎖の玉2~3個分の遊びを持たせるのが理想的です。

レバー本体の交換方法

レバー本体の交換は少し手間のかかる作業です。まず、タンク内のナットを緩めてレバーを取り外します。

新しいレバーを取り付ける際は、パッキンの位置に注意しながら固定します。TOTOやLIXILなどメーカーによって形状が異なるので、購入時は現在使用しているものと同じ型番を選びましょう。

フロートバルブの調整と交換

フロートバルブの交換は慎重に行う必要があります。オーバーフロー管からフロートバルブを外し、新しいものを取り付けます。

取り付け後は、フロートバルブが垂直になるように位置を調整します。水位の調整も重要です。適切な水位であるオーバーフロー管の上端から約2cm下になるようにしてください。

三重県でおすすめのホームセンター
カインズ桑名店

住所:三重県桑名市大仲新田220

営業時間:本館9:30~20:00、資材館 7:00~20:00

本館と資材館を備え、豊富な水回り用品とトイレ部品を取り扱う大型店舗です。ペッツワンも併設。

ディオワールド四日市店

住所:三重県四日市市富州原町2番40号

営業時間:9:30~20:00

専門スタッフによる相談対応が充実。トイレ修理用品の品揃えが豊富で、リフォーム相談も可能です。

スーパービバホーム津白塚店

住所:三重県津市白塚町鎌田3686

営業時間:7:00~21:00

広い売場で水回り用品が充実。カーテンのカットや表札作成など、多様なサービスを提供しています。

カインズ四日市店

住所:三重県四日市市富士町8番15号

営業時間:9:30~20:00

トイレ関連パーツの品揃えが充実。ドラッグストアも併設され、100円ショップもある便利な店舗です。

DCM四日市店

住所:三重県四日市市久保田一丁目6番31号

営業時間:9:30~20:00

エクステリアセンターを併設し、水回り用品も豊富。地域密着型で古着や古紙の回収も行っています。

こんな症状は業者への依頼がおすすめ

トイレレバーの修理は基本的な工具があれば自分でもできる作業ですが、症状によっては専門業者に依頼した方が安全な場合があります。

DIY修理が危険な状況とは

以下のような症状が見られる場合は、専門業者への依頼をおすすめします。

レバーを動かした後に異音がする

タンク内部で金属音や異常な水音が聞こえる場合は、内部の部品が破損している可能性があります。無理に修理を続けると、さらなる故障を引き起こしかねません。

水漏れが止まらない

レバー周辺やタンクから継続的な水漏れがある場合は、パッキンの劣化以外の原因も考えられます。放置すると水道代の高騰や、最悪の場合、階下への漏水事故につながる恐れがあるため、自己判断せず専門業者に原因を把握してもらうことが重要です。

タンク内の水位が安定しない

水位が一定に保たれない場合は、フロートバルブやボールタップの複合的な故障が疑われます。専門的な技術が必要となるため、業者に修理を依頼しましょう。

賃貸物件での故障

賃貸物件の場合、勝手に修理を行うと原状回復費用を請求される可能性があります。まずは管理会社に相談することをおすすめします。

トイレのトラブルは「みえ水道職人」へ

トイレレバーの修理について、基本的な仕組みから自分でできる修理方法までご紹介してきました。しかし、トラブルが複雑な場合や、自信が持てない場合は、無理せずプロの技術者に任せることをおすすめします。

「みえ水道職人」は、そんなお客様の困りごとを24時間365日受付対応している水道修理のエキスパートです。

地域密着型の「みえ水道職人」は、三重県全域をカバーし、お電話から最短30分で駆けつけます。令和2年の開設以降数多くの施工実績を積み上げ、トイレのトラブルに関する豊富な知識と経験があります。

修理料金も明確です。作業前の見積もり提示により、追加料金の心配がありません。クレジットカードやQRコード決済など支払い方法も充実し、お客様の利便性を第一に考えたサービスを提供しています。

トイレのトラブルでお困りの際は、ぜひ「みえ水道職人」にご相談ください。

三重のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「みえ水道職人(三重水道職人)」

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みえ水道職人(三重水道職人) 0120-492-315

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