水のコラム

トイレタンクに水がたまらないのはなぜ?原因と対処法を解説

2021年05月07日 トイレのトラブル

トイレを長年使っていると、設備の不調に悩まされるケースも少なくありません。「トイレタンクに水がたまらない」というのも、よくあるトラブルの一つです。今回はトイレタンクに水がたまらないことで引き起こされる問題点や、修理業者を呼ぶ前にチェックしたいポイント等を解説します。

トイレタンクに水がたまらない原因と引き起こされる症状は?

タンク有りタイプのトイレの場合、水を流す仕組みは以下のとおりです。

1.水道からタンク内に水が供給される
2.レバーを動かして、タンク底の栓を抜く
3.タンク内にたまった水が、一気に便器に流れ落ちる
4.水が落ちる勢いで、排泄物を押し流す

タンク内に水がたまらなくなれば、レバーを操作しても、十分な量の水が流れなくなります。排泄物を押し流せなくなり、詰まりトラブルが発生する可能性も高くなるでしょう。また「完全に水が出ない」というわけではなくても、以下のような症状で悩まされている場合は、注意が必要です。トイレ設備のどこかに、何らかのトラブルが生じている可能性があります。

・タンクに水はたまるが、いっぱいになるまでの時間は以前よりも長くなっている
・タンクの途中で水が止まってしまう
・タンク内に水があっても、一度に流れ出る水の量が少なくなっている
・水が流れる音(チョロチョロ)がずっと聞こえている

「レバーを操作する」→「水が流れる」→「水道管から新たな水が供給される」→「タンクがいっぱいになって水が止まる」という流れに関連しているのは、以下のような部品です。

・レバー
・ボールタップ
・浮きゴム
・フロートバルブ
・オーバーフロー管
・鎖

これらの部品のうち、一つでも劣化・破損していれば、タンク内への水の供給システムはうまく働かなくなってしまいます。問題に気づいたら、どの部品が破損しているのかを突き止めて、適切に対処しましょう。

修理・交換前にチェックするべきポイント3つ

部品によっては、セルフ修理・交換も可能ですが、素人にとってはハードルが高いのも事実です。こんなとき、水道修理業者を呼んで対応してもらいたい!と思う方も多いのではないでしょうか。プロに任せれば、問題がどこにあっても安心です。

ただ、セルフ修理よりも費用が高くなりがちですから、本当にプロの技術が必要な問題なのかを、事前にしっかりと確かめておきましょう。具体的なチェックポイントは、以下の3つです。

・断水の可能性
「蛇口をひねればいつでも使える」というイメージのある水道水ですが、地下の水道管を通じて、各家庭へと供給されています。大規模工事や不慮の事故によって断水していれば、トイレタンクへの水の供給もできなくなります。

この場合、使えないのはトイレだけではないはずです。焦って修理業者に連絡する前に、まずは家の中の別場所で水が使えるかどうかを確かめてみましょう。家の中全体で水が使えなくなっていれば、以下の項目を確認しておきます。

1.工事による断水連絡がなかったか?
2.周囲のお宅の状況はどうなのか?

地域一帯で水が使えない場合、断水の可能性が極めて高いです。ただこの場合、水道修理業者を呼んでも、トラブルを解決できません。事前連絡のない断水であれば、自治体の窓口などに連絡しましょう。

・止水栓の開け忘れ
止水栓とは、トイレに水を供給するための元栓のような役割を果たす部品です。たとえばトイレで水漏れが発生した場合や、トイレ内の水の流れを一時的に遮断したいとき、止水栓を閉めることで対応できます。止水栓が閉じていれば、タンク内に水は供給されません。ただしこれは故障ではなく、止水栓を開けるだけで解決できます。止水栓の開閉はマイナスドライバーだけで可能ですから、わざわざ費用をかけて、修理業者を手配する必要はないでしょう。

「止水栓の開け忘れなんて…」と思う方も多いでしょうが、実際に止水栓の存在に気づかないまま、慌てて電話する方は少なくありません。自分以外の家族が、何らかの事情で閉めた可能性もありますから、まずは一度チェックしておきましょう。また特に触っていなくても、長年使っているうちに、徐々に閉まってきてしまうケースもあります。「だんだん水がたまるスピードが遅くなってきた」という場合にも、止水栓がきちんと開いているか、確認してみてください。

・トイレが詰まっていないかどうか
トイレの水の流れが悪いとき、「流れる水の量が少ない→タンク内に水がたまっていない」と判断する方は多いものです。しかし実際には、トイレの排水口奥で詰まりが生じているために、流れが悪くなっているケースも少なくありません。詰まりが原因の場合、スッポンを使って自力でトラブル解決できる可能性も。ゴボゴボ音が聞こえたり、流れる前に水位が上がったりする場合、まずは詰まり解消に努めてみてください。

修理の基本は傷んだ部品の交換

トイレタンクに水がたまらない場合の修理は、

1.傷んだ部品を特定する
2.新品部品を用意して交換する

という2ステップで行われます。トイレタンク内の部品は消耗品で、交換修理はそれほど難しくはありません。ただし、設置から時間が経っている場合、交換用部品がすでに生産終了になっていることも。この場合、タンクそのものの交換を検討してください。またタンクレストイレで水が流れない場合は、タンク有りタイプよりも複雑なトラブルが生じていると予想されます。自力対処は諦めて、速やかに業者に連絡しましょう。

トイレタンクの修理はみえ水道職人へ

トイレタンクにはさまざまな部品が使われていて、破損した部品を特定するためには、一つずつ状況を確かめながら取り外していく必要があります。作業自体は難しくありませんが、「取り外しはできたが、取り付けができない」「作業中に壊してしまった!」という方も多いので、十分に注意してください。

自信がない場合は、みえ水道職人にご連絡いただければ大丈夫です。トイレタンクに水がたまらない原因を、プロの目で瞬時に判断できます。津市、四日市市、鈴鹿市、松阪市、伊勢市の水回りトラブルは、みえ水道職人のスタッフが対処します。

三重のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「みえ水道職人(三重水道職人)」

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