水のコラム

タッチレス水栓のデメリットとは?後悔しないための注意点【水道職人:プロ】

2026年06月19日 2026年06月19日 水回り


センサーに手をかざすだけで水が出るタッチレス水栓は、その手軽さや清潔さで、キッチンや洗面所への導入が増えています。
とはいえ、いざ使い始めてから気づくデメリットもあり、「よく調べてから決めればよかった……」と後悔する声が少なくないのも事実です。
 
便利な設備であることは間違いありませんが、自分の暮らしに合うかどうかは、メリットとデメリットの両方を知ったうえで判断したいところ。
 
そこで今回の記事では、タッチレス水栓のメリットにも触れながら、後悔しないために知っておきたいデメリットや注意点を、ひとつずつ整理していきたいと思います。

タッチレス水栓とは


まず、改めてタッチレス水栓がどんなものなのか簡単に押さえておきましょう。
 
タッチレス水栓は、その名のとおり、蛇口に触れずに水を出したり止めたりできる水栓のこと。
吐水口やその付近にセンサーがついており、手をかざすと反応して水が流れ、手を離すと止まります。
ハンドルやレバーを操作する必要がないのが、従来の水栓との大きな違いです。
 
もともとは、駅や商業施設のトイレなどでよく使われていましたが、近年は一般家庭のキッチンや洗面所にも広がってきました。

タッチレス水栓のメリット


デメリットの前に、まずは選ばれている理由や代表的なメリットについて触れておきたいと思います。
 
最大の魅力は、なんといっても衛生面
調理中の汚れた手や、石けんのついた手で蛇口に触れずに済むので、ハンドルまわりを汚すことなく水を出すことができます。
生肉や魚をさわった手でも、蛇口を汚さずに水を出せるのは、キッチンでは大きな利点ですよね。
 
また節水効果もメリットのひとつ。
手をかざしたときだけ水が出て、離すと自動で止まるため、歯みがきや洗い物のあいだの「出しっぱなし」による無駄を防げます。
こまめに水を止める手間がいらないので、無理なく水の節約ができる点は嬉しいポイントです。
 
もちろん見た目がすっきりしていてデザイン性に優れていることや、レバーやハンドルを操作する力がいらないため子どもや高齢の方でも使いやすいことなども、選ばれる理由になっています。

タッチレス水栓のデメリットと注意点


導入してから「思っていたのと違った」とならないよう、よくあるデメリットについてもおさえておきましょう。

停電すると使えないことがある

タッチレス水栓は電気で動いているため、停電すると水が出せなくなる場合があります。
とくに、コンセントから電源を取るタイプは影響を受けやすく、災害などで停電が長引くと不便を感じる場合も。
 
ただし多くの機種には、停電時に手動で水を出せる切り替え機能が備わっていますので、操作方法について事前に確認しておけばそれほど問題はないでしょう。

センサーが思うように反応しないことがある

手をかざしても水が出ない、逆に、近くを通っただけで勝手に水が出てしまうなど、こうしたセンサーの反応のずれにストレスを感じる方もいるようです。
感度は機種によって差があるので、購入前にショールームなどで実際の反応を試しておくと安心ですね。

価格が高め

タッチレス水栓は、センサーなどの電子部品を使っている分、一般的な水栓よりも本体価格がどうしても高くなる傾向があります。
 
また施工面でも、設置するために必要な電気系統がない場合は、工事費用も追加でかかることがあるため、便利さと価格のバランスを考えて選びたいところです。

温度や水量は手動の操作が必要

タッチレス機能で操作できるのは、基本的に水の「出す・止める」だけ
お湯の温度や水の量を変えるには、結局レバーを動かす必要があります。
「すべてが自動になる」とイメージしていると、実際に使ったときにギャップを感じるかもしれません。

故障リスクと寿命について

電子部品を使っている分、故障のリスクは通常の水栓より高め
寿命の目安は製品にもよりますが、おおよそ10年前後とされています。
万が一センサーや電子部品が故障した場合、自分での修理は難しく、部品交換や本体交換が必要になることが多いです。
 
蛇口の交換に関する情報について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
(関連記事:蛇口交換は難しい?手順や気を付けるポイントを解説

メリットとデメリットを比べて、納得の選択を

タッチレス水栓の良し悪しは、一概には決められません。
故障のリスクを不安に感じる人もいれば、それ以上に日々の衛生面や節水面などの便利さに価値を感じる人もいます。
大切なのは、設備の特徴が自分の暮らし方や優先したいことに合っているかどうか
ここを基準に選べば、導入したあとの「イメージと違った」を少しでも避けられるはずです。
 
ただ実際に設置するとなると、自宅にコンセントや電気工事が必要かどうか、どの製品が合うのかなど、自分だけでは判断が難しい部分も出てきますよね。
 
そんなときは「みえ水道職人」まで一度ご相談ください。
タッチレス水栓をはじめとする水栓の交換や設置に関するご相談も承っています。
お住まいの環境を確認したうえで、コンセントや電気工事の要否、暮らしに合った製品選びまで一貫してご提案が可能です。
お見積もりは無料。
導入するか迷っている段階でも、ぜひお声がけください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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