水のコラム

トイレの流す音が変?異音の原因と対処法

2025年04月30日 トイレ

トイレを使用する際、「いつもと違う音がする…」と感じたことはありませんか?トイレから聞こえる異音は、水漏れやつまりなどのトラブルのサインであることが多く、早めの対処が重要です。

本記事では、トイレから聞こえる様々な異音の原因と対処法、さらに三重県で修理部品を購入できるホームセンター情報までを詳しく解説します。

トイレの異音トラブルでお困りの方はぜひ参考にしてください。

トイレから聞こえる異音は危険信号!早めの対処が大切

トイレから「コポコポ」「ゴボゴボ」などの普段と異なる音が聞こえてきたら、トイレのトラブルが進行している可能性が高いサインです。一度だけの異音であれば問題ないかもしれませんが、繰り返し聞こえる場合や、音と共に水の流れが悪くなっているような場合は、早急に対応しましょう。

異音を放置してしまうと、小さな水漏れが床下浸水などの大きな被害に発展したり、軽度のつまりが完全なつまりとなって排水不能になったりと状況が悪化する恐れがあります。また、水漏れが続くことで水道代が高くなるという経済的な問題も発生しかねません。

些細な音の変化にも気を配り、早めに原因を特定して対処することで、大きなトラブルを未然に防ぎ、修理費用を抑えることができるのです。異音の種類によって原因や対処法が異なりますので、以下で詳しく見ていきましょう。

異音の種類から探るトイレトラブルの原因

トイレから聞こえる異音は、発生場所や音の特徴によって原因がある程度絞られます。代表的な異音のパターンと、それぞれの原因・対処法をご紹介します。

「チョロチョロ」音の原因と対処法

「チョロチョロ」という音は、主にトイレタンクからの水漏れが原因です。水を流した後にタンクから微かに水が流れる音が聞こえる場合、タンク内の部品に問題があると考えられます。

この音の主な原因は、タンク内のボールタップやフロートバルブの故障です。長年の使用によりパッキンが劣化したり、浮き球が破損したりすることで、水が少しずつ漏れ出し「チョロチョロ」という音を発生させています。

まずタンクの蓋を開けて水位を確認しましょう。水位が高すぎる場合は、浮き球に取り付けられた水位調整リングを左右に回して調整できます。もし浮き球に破損があれば、部品の交換が必要です。DIYが苦手な方は、ホームセンターで部品を購入して自分で交換するか、専門業者に依頼することをおすすめします。

「コポコポ」「ゴボゴボ」音の原因と対処法

「コポコポ」「ゴボゴボ」という音は、排水管内でつまりが起こりかけている状態を示す典型的な音です。この音は、排水管内に溜まった水の中を空気が通過する際に発生します。

つまりの原因として最も多いのは、トイレットペーパーの大量使用です。また、本来流してはいけないティッシュペーパーやオムツ、ナプキンなどを誤って流してしまった場合も同様の症状が現れます。

自分で対処する方法としては、以下の3つが効果的です。

ぬるま湯を少量ずつ流す

50℃程度のぬるま湯を便器に注ぎ、30分ほど放置した後、また同様の作業を繰り返します。トイレットペーパーによる軽度のつまりに効果的です。

ラバーカップ(スッポン)を使用

便器の形状に合ったラバーカップを選び、便器周辺を保護した上で適切な水位に調整してから使用します。

ワイヤーブラシで除去

排水管の奥まで届くワイヤーブラシを使用して詰まりを取り除く方法です。ただし、便器を傷つける恐れもあるため、慎重に行う必要があります。

つまりが解消されない場合や、原因が不明な場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

「シュー」「コンコン」音の原因と対処法

「シュー」という音はタンク内のダイヤフラムという部品の劣化が主な原因です。一方、「コンコン」「カンカン」という音は、温度変化による配管の膨張・収縮で発生しやすく、特に冬場によく発生します。

「シュー」という音が続く場合は、ダイヤフラムの交換が必要です。トイレの止水栓を閉め、タンク内の水を流し切った後、ボールタップを取り外してダイヤフラムを新しいものに交換します。適合する商品を選ぶことが重要なため、古い部品を持参してホームセンターで相談するとよいでしょう。

「コンコン」「カンカン」という音は季節性のものが多く、冬場に水温と配管の温度差で発生します。トラブルによって発生している音ではないため、特に修理の必要はありません。ただし、季節に関係なく常に音がする場合は、配管の固定が緩んでいる可能性もあるため、一度点検することをおすすめします。

「ゴー」「ブーン」音の原因と対処法

「ゴー」「ブーン」という持続的な音は、水圧の問題や配管内での共鳴現象が原因のことが多いです。特にトイレの水を流した直後に聞こえる場合、配管内での水流や空気の流れによる振動が考えられます。

この異音は水漏れなどの緊急性の高いトラブルではありませんが、継続的な騒音となり生活の質を下げる原因となりやすいです。対処法としては、止水栓を少し閉めて水圧を調整することで水の勢いが弱まり、音が小さくなることがあります。

ただし、水圧を下げすぎるとトイレの洗浄力が弱まるため、適度な調整を行いましょう。配管の振動が原因の場合は、配管を固定している部分を点検し、緩みがあれば締め直すことで改善する可能性があります。根本的な解決が難しい場合は、配管のレイアウト変更などの工事が必要になることもあるため、専門業者への相談をおすすめします。

「ゴンッ」「ガンッ」音の原因と対処法

「ゴンッ」「ガンッ」という衝撃音は、「ウォーターハンマー現象」と呼ばれる水道配管特有の問題です。水の流れが急に止まった際に配管内で発生する水圧の変化によって起こります。

この現象は一時的な不快感にとどまらず、長期間放置すると配管の破損や水漏れの原因となる恐れがあります。配管が破裂すると修理費用が高額になるだけでなく、近隣にも迷惑をかける可能性があるため、早めの対処が必要です。

対処法としては、水栓の操作をゆっくり行うほか、水撃防止装置(ウォーターハンマーアレスター)を配管に取り付けて、水圧の急激な変化を吸収すると効果的でしょう。設置には配管工事の知識が必要なため、DIYが難しい場合は専門業者に依頼してください。

また、止水栓を少し閉めて水圧を下げることでも症状が軽減することがあります。ただし、これは一時的な対処法にすぎないため、根本的な解決には専門的な対応が必要です。

ウォシュレットから音がする場合の原因と対処法

ウォシュレットは電気と水を使う複雑な構造をしているため、経年劣化や使用状況によって様々な音が発生することがあります。異音の原因を特定して適切に対処しましょう。

部品の経年劣化による異音

ウォシュレットは長期間使用すると内部の部品が劣化し、様々な異音の原因となります。特に水を噴射するノズルの動作音や、温水を作るヒーターの動作音が大きくなることは珍しくありません。

部品の摩耗や損傷が進むと、ウォシュレットの動作が滑らかでなくなり、「カタカタ」「ブーン」などの音が発生することもあります。これらの症状はウォシュレットの寿命が近づいているサインかもしれません。

対処法として、まずメーカーの取扱説明書を確認し、推奨されているメンテナンス方法を実施してみましょう。簡単な部品交換で解決することもありますが、複数の部品が劣化している場合は、ウォシュレット本体の交換を検討した方がかえって経済的なこともあります。修理か交換か迷う場合は、専門業者に相談して最適な方法を選びましょう。

異物混入による異音

ウォシュレットの給水口や排水部分に異物が混入すると、水の流れが阻害されて異音の原因になることがあります。特に水垢やカルシウム分の蓄積は、長期間使用しているウォシュレットによく見られる問題です。

異物混入による異音は、水が流れる際の「シャー」という音が通常より大きくなったり、不規則になったりすることが特徴です。また、ノズルの動きが悪くなり、出てくる際や収納される際に「ガタガタ」という音がすることもあります。

対処法としては、定期的な清掃が効果的です。ウォシュレットのノズル周辺やフィルター部分は、メーカーの指示に従って定期的に清掃しましょう。給水フィルターにゴミがつまっている場合は、止水栓を閉めてフィルターを取り外し、歯ブラシなどで清掃すると改善することがあります。

配管トラブルによる異音

ウォシュレットに接続されている給水管や排水管にトラブルがあると、使用時に異音が発生することがあります。配管の老朽化や接続部の緩み、配管内の空気溜まりなどが主な原因です。

配管トラブルによる異音は、ウォシュレット使用時だけでなく、水の供給や排水の際にも発生することがあります。「ゴボゴボ」「ピーピー」などの音が配管から聞こえる場合は、配管に問題がある可能性が高いです。

給水管や排水管の接続部を点検し、緩みがあれば締め直す対処法によって改善することがあります。配管内に空気が溜まっている場合は、複数回水を流して空気を抜いてみましょう。配管の老朽化が進んでいる場合は、配管の交換が必要になることもあるため、専門業者に相談することをおすすめします。

トイレの異音を防ぐための日常メンテナンス

トイレのトラブルを未然に防ぐためには、日常的なメンテナンスが欠かせません。ここでは、トイレを長持ちさせるための簡単なメンテナンス方法をご紹介します。

トイレタンクの正しい清掃方法

トイレタンク内は意外と汚れやすく、部品の劣化や水漏れの原因になることがあります。定期的に清掃することで、トラブルを予防しましょう。

タンク内の清掃は2〜3ヶ月に1回程度行うのが理想的です。まず止水栓を閉め、タンク内の水を流し切ります。次にタンクの蓋を外し、内部の大きなゴミや汚れを取り除きましょう。このとき、ブラシなどで強くこすると部品がずれたり破損したりする恐れがあるため、優しく清掃することが重要です。

黒カビの予防には、月に1度、タンク内に重曹を1カップ程度入れて6時間ほど放置し、その後水を流す方法が効果的です。ただし、洗浄剤やボトルなどの不要なものをタンク内に入れると、部品に絡まって故障の原因になるため避けましょう。

トイレに流してはいけないもの

トイレつまりの多くは、本来流してはいけないものを誤って流してしまうことが主な原因です。正しい使用方法を知り、つまりを防ぎましょう。

トイレに流せるのは、基本的に汚物と適量のトイレットペーパーのみです。ティッシュペーパーをはじめおしりふきやウエットティッシュ、化粧品のコットンなどは、水に溶けにくいためつまりの原因になります。また、生理用品や紙おむつ、タバコの吸い殻なども絶対に流してはいけません。

ヘアピンやアクセサリー、おもちゃなどの固形物は、小さくても排水管につまりやすいので注意しましょう。何か誤って落としてしまった場合は、すぐに手を洗って取り出すか、取り出せない場合は無理に水を流さず専門業者に相談することをおすすめします。

正しい節水方法

水道代の節約のために間違った節水方法を行うと、かえってトイレつまりの原因になることがあります。効果的かつ安全な節水方法を知っておきましょう。

タンク内にペットボトルやレンガを入れて水量を減らす方法は、水流が弱まってつまりやすくなるためおすすめできません。特に古い家の排水管は汚れが蓄積しており、十分な水量がないと流れにくいです。

節水型トイレへの交換も一つの方法ですが、排水管の状態によっては相性が悪く、かえってつまりやすくなることがあります。そのため、節水型トイレに交換する際は、排水管の状態も考慮して選ぶことが重要です。

最も簡単で効果的な節水方法は、大と小のレバー(ボタン)を正しく使い分けることです。小用の際に大レバーを使用するのは水の無駄遣いになります。また、トイレットペーパーを大量に使用する場合は、こまめに流してつまりを防ぎましょう。

トラブルに備えよう!三重県おすすめのホームセンター

三重県内には、トイレ修理に必要な部品や道具を取り揃えたホームセンターが多数あります。トラブルに備えて、お近くのホームセンターを知っておきましょう。

カインズ桑名店

住所:三重県桑名市大仲新田220

営業時間:本館9:30〜20:00、資材館月〜土7:00〜20:00、日9:30〜20:00

本館と資材館を持つ大型ホームセンターで、売り場面積が広く駐車台数も多いです。飲食店や洋服店なども併設されており、長時間過ごせる施設となっています。授乳室も完備されています。

スーパービバホーム津白塚店

住所:三重県津市白塚町鎌田3686

営業時間:資材館 7:00〜20:00

数百台分の駐車スペースがあり、売場面積も広大な大型ホームセンターです。カーテンやテーブルクロスのカット、作業服の名入れ、表札の製作など幅広いサービスを提供。トイレ修理の部品も豊富に揃っています。

カインズ四日市店

住所:三重県四日市市富士町8番15号

営業時間:9:30〜20:00

ペッツワンも併設されており、日用品から専門的な工具まで幅広く取り扱っています。ドラッグストアやお酒の販売コーナーもあるため、トイレ修理の部品と一緒に日用品も購入できます。

DCM四日市店

住所:三重県四日市市久保田一丁目6番31号

営業時間:9:30〜20:00

近鉄中川原駅から徒歩圏内にあり、エクステリアセンターを併設している大型店舗です。トイレ部品だけでなく、お庭造りに関する相談も可能です。

これらのホームセンターでは、トイレの部品や修理道具を幅広く取り揃えています。自分でトイレの修理を行う際は、古い部品を持参して適合するものを探すと良いでしょう。また、ホームセンターのスタッフに相談して修理のアドバイスを受けるのも有効です。

自分で直せないときは専門業者へ

DIYでの修理が難しい場合や、トラブルが深刻な場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。専門業者なら確実かつ迅速に問題を解決してくれます。

専門業者に依頼すべき症状

以下のような場合は、自分での対処が難しく、専門業者に依頼することをおすすめします。

  1. ラバーカップなどを使用してもつまりが解消しない
  2. 水漏れが止まらず、床が濡れてしまっている
  3. 「ゴンッ」「ガンッ」といったウォーターハンマー現象が続いている
  4. トイレに異物を落として取り出せない
  5. ウォシュレットの故障や配管からの異音が続いている

特に、築年数が古い家では、配管内に尿石などがたまり、慢性的につまりやすくなっています。また、節水型トイレにリフォームした後につまりが多発するケースも少なくありません。このような場合は根本的な解決が必要なため、専門業者に相談することが賢明です。

トイレの異音トラブルにお困りなら「みえ水道職人」へ

三重県で水回りのトラブルが発生した際は、「みえ水道職人」にお任せください。当社は三重県内の水道局指定工事店として、トイレのつまりや水漏れなど、あらゆる水回りのトラブルに対応しています。

24時間365日受付対応しており、お電話いただければ最短30分から1時間以内にご自宅へお伺いします。お見積りは無料で、作業内容と料金を明確にご説明した上で作業を開始するため、安心してご依頼いただけます。

また、当社では現金だけでなく、クレジットカード、銀行振込、QRコード決済、コンビニ決済など多様な支払い方法に対応しており、急なトラブルでも支払いの心配はありません。

「コポコポ」「ゴボゴボ」といった異音が続く場合や、自分での対処が難しいと感じた場合は、早めにご相談ください。迅速かつ丁寧な対応で、トイレのトラブルを解決いたします。

三重のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「みえ水道職人(三重水道職人)」

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