水のコラム

トイレの詰まりの症状と解消するために使える道具

2021年08月04日 トイレの直し方・メンテナンス

トイレの詰まりについて知ろう

トイレが詰まった!というトラブルは聞いたことがあっても、実際にそれがどのような状態なのかを知らないという方は多いかもしれません。トイレの詰まりは実際にどんな問題が発生しているかが直接見えないので、実際に起こってしまうと焦って不適切な対処を行ってしまうという場合もありえます。

何が原因で、どのような事が起こり、そしてどのような被害が出るのかをしっかり理解しておくことで実際にトラブルが発生した時に的確な対処が可能です。トイレが詰まるまで、そして詰まりが解消されるまでのプロセスを順番に見ていきましょう。

トイレが詰まるってどういう事?

一般的にトイレの詰まりといえば便器内の配管やトラップ部分、そして下水管に至るまでの排水管が詰まっている状態を指します。しかし完全に配管が塞がっている状態だけを詰まりと呼ぶわけではありません。水の流れが悪くなり排水量が流される水の量を下回れば、それは詰まりと呼べるものです。一時的に水位が高くなり詰まったように見えても時間の経過で正しい水位に戻る場合は、ある程度水は流れているのです。

しかし、そのまま放っておけばより詰まりはひどくなり、やがて完全にトイレが使えなくなる可能性もあります。もし少しでも水の流れが弱まっていると感じた場合、すぐに対策を行うことが重要です。ここからは詰まりの原因と、それにより発生する被害がどういうものか確認してみましょう。

・詰まりの原因となるもの
トイレが詰まる原因の一つは異物を流すことです。アクセサリーや財布、メガネやネームプレートなど、便器に流せるサイズで水に溶けないものはどんな物でも詰まりの原因となります。これらを流した直後に詰まった場合はすぐに原因の特定が可能なので、ある程度方向性を決めた対処が可能です。

一方で単体では水の流れを止めない異物、例えば爪楊枝のような小さなものでも、排水管で引っ掛かった状態で他のものが加わることで詰まりを引き起こします。また、トイレに流すための物として製造されているトイレットペーパーや除菌シートも過剰に流しすぎると排水管の許容量を超え、水の流れを阻害してしまいます。

問題のない使い方をしていた場合でも、固くこびりついた尿石や微生物が固まったバイオフィルム、配管の劣化やサビによって詰まりが発生することがあります。詰まりの理由に心当たりがない場合は自分で原因を判断せずに、専門業者に調査を依頼すると良いでしょう。

・トイレの詰まりによって発生する被害
トイレが詰まるとさまざまな問題が発生します。最も直接的な問題は、トイレが使えなくなるという事でしょう。生理現象である排泄ができなくなるので、焦って解決を急いでしまうケースも見られます。そしてトイレが詰まった状態で放置してしまうとトイレの衛生環境が悪化し、悪臭も発生するのです。

また、詰まった状態でさらに水を流そうとした場合は便器から水が溢れてトイレ周辺を汚してしまう可能性もあります。過剰に圧力を加えた場合は配管や便器自体の破損を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。

トイレが詰まった時に使える道具は?

トイレが詰まった時、家にある物や道具で対処が可能かもしれません。詰まりの原因に対応した適切な方法を選び、対処が難しいようであれば専門業者に修繕を依頼しましょう。

・ぬるま湯
トイレットペーパーや動物の排泄物など、ある程度水に溶けるものが原因で詰まりが発生した場合は、お湯を流すことで少しずつ詰まりが解消することがあります。ただし水に溶けない詰まりの原因には効果がなく、流す量を間違えると便器から溢れるという点には注意が必要です。また、熱湯を注ぐと便器や排水管に破損が生じる可能性があるので、熱くても50℃以下のお湯を流すようにしましょう。

・ラバーカップ
スッポン、プランジャーなどさまざまに呼ばれるラバーカップは、トイレの詰まりを解消する道具の代表と言ってもいいでしょう。これは圧力をかけることで詰まったものを配管の先に押し流し、あるいは引っ張る力で手前に異物を引き寄せることも可能な道具です。

便器内に水をためた状態で、上からごみ袋を被せるなど飛散防止の対策をとり、排水口に先端を密着させてから力強く押し込みます。ある程度の重みのある異物には効果がないことが多い点、完全に排水管が詰まっている場合は無理に圧力を加えることで便器の破損を引き起こす可能性がある点は注意が必要です。

・ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシは配管内の掃除や異物の除去に役立つ道具です。長さや太さにより使える配管が限定される、操作にコツが必要といった点から使用するハードルはやや高めです。

・パイプクリーナー系の薬品
パイプクリーナー系の薬品の中には、トイレの詰まりを解消するための製品も存在します。製品により対象が異なるので、使用法や注意事項をよく読んでから使うことが重要です。尿石や汚れを除去するタイプの製品は、普段から定期的に用いることで配管内の清掃も可能です。

トイレのタンクも詰まる事がある?

ここまでは便器内部や排水管の詰まりについて紹介してきましたが、実はトイレのタンクにも詰まりが発生する場合があります。トイレタンクの下部にある排水口が詰まると正常に水が流れず、水洗レバーを動かしても反応がなく水量が少ないという事態が起こるのです。

また、タンク内のオーバーホール管が詰まっていた場合にはタンク内の水量調節が正常に機能せず、水が溢れ出すという事態も発生します。定期的にタンク内も清掃を行い、排水口やゴムフロート、オーバーフロー管といった部品に汚れがたまっていないか確認を行いましょう。

トイレの詰まりでお困りならみえ水道職人に連絡を

トイレの詰まりでお悩みの方はみえ水道職人にご連絡ください。みえ水道職人は四日市市、津市、伊勢市、伊賀市、多気郡明和町、鳥羽市など三重県の全域でさまざまな水のトラブルを解決しているプロフェッショナルです。トイレの詰まりや悪臭など水回りに関するトラブルでお悩みの方はみえ水道職人にお電話ください。

三重のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「みえ水道職人(三重水道職人)」

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

みえ水道職人(三重水道職人) 0120-492-315

みえ水道職人(三重水道職人) 0120-492-315