水のコラム

お風呂の換気扇は交換した方がいい?交換を検討する目安や費用について解説!

2022年03月31日 浴室のトラブル


お風呂の換気扇交換を考えたことはありますか?

お風呂の換気扇が回らなくなったり「ガラガラ」と異音がしたりするようになったら、考え始める人がほとんどかと思います。換気扇の使用経過年数を考えて、部品を取り換えるだけで済むのか、買い替える判断をしなければなりませんね。

この記事では、お風呂の換気扇の交換を検討すべきタイミングと交換方法、交換にかかる費用や安く交換する方法について解説します。

お風呂の換気扇の交換を検討するべきタイミング

お風呂の換気扇の耐用年数は、基本的に10年程といわれています。

しかし実際には、使用頻度や手入れの仕方によっても異なります。10年経っていなくても、換気扇の回転音が大きくなったり、振動がしたり、異常音がすることもあります。

換気の性能が落ちている症状が出ていたら、換気扇の交換時期が来ていると思っていいでしょう。

充分に換気ができていないまま使用を続けても、湿気が溜まってお風呂にカビが発生することになりかねません。そのようなことになる前に、換気扇の交換を考えましょう。

お風呂の換気扇の状態は、年数が経過していたらこまめにチェックしましょう。スイッチを入れたらすぐに作動するか「ガラガラ」という異音はないか、内部にホコリが溜まり振動が発生していないかなどを確認してください。

大きな振動音はボルトが緩んでいたり、羽根が破損していたりすることが考えられます。また換気扇を回していても浴室内の湿気がなくならず、カビ臭くなってしまう場合は換気扇本来の換気する力が弱くなってしまっているのかもしれません。これはモーターが経年劣化を起こしているか、サビついていることで換気能力の低下が考えられます。

換気扇に溜まったホコリやサビが原因となって、モーターや羽根が破損していることもあります。モーターや羽が破損していると、ファンは回っているけど換気できていない、ファンの回る速度が遅くなって換気効率が落ちてしまっているなどの問題が発生します。

お風呂の換気扇を交換する方法

お風呂の換気扇を交換する場合は、ほとんどの場合電気工事士の資格が必要とされています。個人での工事は危険がともなう上、材料費も高くつくことが多いのです。

感電、漏電の危険もあるので、換気扇交換は専門業者に頼むべきです。安全でスムーズに工事を行うことができ、交換する換気扇を選ぶにしてもコスト削減が望めます。

また最近の換気扇は便利な機能が付いたものもあります。具体的には、次のような機能です。

■乾燥機能
乾燥機能は、雨の日の洗濯ものを浴室に干すときに便利です。

同時に浴室内の乾燥もしてくれるので、従来の換気扇よりも浴室をしっかり乾燥させ、カビや雑菌の増殖も防止できます。

■暖房機能
暖房機能の付いた換気扇は浴室を温めてくれるため、温かい室内から急に寒い浴室に移動した際に起こりやすいヒートショックの予防につながります。

ヒートショックはとくに高齢の方に多いため、家族に高齢者がいる場合には暖房機能を取り入れることをおすすめします。

■送風機能
送風機能」が付いているものは扇風機のような涼しい風を送ります。

ほてった体を冷ましてくれるので、のぼせ防止に役立ちます。

お風呂の換気扇を交換するとき、新しい換気扇にはこのようにあらゆる機能があるので比較検討してみましょう。

お風呂の換気扇の交換にかかる費用
換気扇は種類によって交換費用が変わってきます。

プロペラファン型は本体価格が5,000~13,000円程度、交換費用は1~2万円です。シロッコファン型は本体価格が3~4万円となり、交換費用もやや高くなり2~4万円程度かかります。

「プロペラファン型」は昔ながらの換気扇ですが、換気以外の機能はないのであまり使われなくなっています。工事費は安く静かで排気力も大きいですが、屋外側の風に影響を受けやすいので取り付ける場所が限られてしまいます。

「シロッコファン型」はプロペラファン型よりも高額となり、工事期間もかかります。換気機能が外気に影響されづらく、戸建てやマンションのユニットバスに主流となっています。タイマー付きや乾燥機能付きがある換気扇もあります。

なお異常のある部品のみを交換したいという場合もあるかと思います。部分交換にかかる費用目安は以下の通りです。

・換気扇モーターの身の交換:3~4万円
・ダクト側の換気ファンの交換:2~3万円
・タイマースイッチの交換:3~4万円

また、換気扇の交換費用が相場より高くなることもあります。それは次のような場合です。

・従来の換気扇とサイズが異なるものに変更する場合
・電気工事が必要な場合
・浴室乾燥機付きの換気扇に変更する場合

これらが高くなってしまうのは、換気扇自体の本体代金に加えて天井の補強工事や配線工事などが別途必要になるからです。

換気扇にもさまざまな種類と機能があり、換気扇本体と工事費で5万円~40万円と費用に差が出てきます。信頼できる業者を選んで必ず見積もりを取り、納得のいく内容で工事を依頼しましょう。

お風呂の換気扇の交換を安く済ませる方法

お風呂の換気扇の交換は、大きな出費になってしまいます。

少しでも安く抑えることができたら嬉しいですよね。換気扇の交換を安く抑える方法を見ていきましょう。

■複数社から見積もりを取る
同じ換気扇でも価格や工賃が業者によって違っている場合もあります。

見積内容をよく見て詳細をチェックし、信頼できる業者を選びましょう。次に「換気扇のメーカーをこだわらない」です。業者の仕入れ量によって割引率が高い物もあります。

同じような性能を持っていても、格安で購入できることが多いので複数業者を比較検討することは大切です。

■型落ちモデルを選ぶ
また型落ちの換気扇を選ぶのも一つの手です。

最新の換気扇は高額になってしまいます。最新機能があっても、型落ちの換気扇であれば安く購入できます。最新モデルの一つ前が狙い目といえるでしょう。

まとめ

ここまで、お風呂の換気扇の交換を検討すべきタイミングと交換方法、交換にかかる費用や安く交換する方法について解説してきました。

お風呂の換気扇に経年劣化や故障がある場合には、早めの交換をすることが望ましいです。

お風呂の換気扇が正常に機能することで毎日お風呂を快適に使うことができ、掃除などのメンテナンスも楽になります。

お風呂の換気扇の交換時期のタイミングや費用についても、日々意識して換気扇をチェックして見極めるのが大切です。最新の換気扇は、便利な機能が付いたものが増えています。換気扇交換の機会に便利な機能が付いた換気扇を検討してみるのもよいでしょう。

そして換気扇交換工事は、複数社に見積もりを依頼して信頼できる業者にお願いしましょう。

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