トイレの臭いが気になるときにチェックすべきポイントと対処法 -みえ水道職人 -三重県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

トイレの臭いが気になるときにチェックすべきポイントと対処法

2021年05月05日トイレのトラブル

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1 トイレの臭いの発生源はどこかチェック

2 トイレのどんな汚れが臭いの原因になるのか？

トイレの臭いの発生源はどこかチェック

トイレの臭いが気になるとき、まずは、どこが発生源になっているのかチェックする必要があります。特に臭いが発生しやすい箇所は、便器の溝やウォシュレットと便器の間・タンク内などです。特に、ウォシュレットと便器の間には臭いの原因になる汚れがたまりやすいため、ウォシュレット便座を外して裏側を見てみましょう。

便座の外し方はトイレの種類によって異なるため、取り扱い説明書を確認してください。便器の溝は一見きれいに見えても、かがみ込んで近くで見てみると汚れがたまっている可能性があります。

そのほか、トイレの壁や床・天井に臭いが染み付いていることが多いです。便器と床の接合部分は掃除が行き届きにくく、汚れがたまりやすいので注意してください。また、便器にできた傷が臭いの発生源になっていることも考えられます。傷に汚れがたまると簡単に拭き掃除をしただけでは落ちないため、いつの間にか悪臭を放つようになってしまうのです。

トイレのどんな汚れが臭いの原因になるのか？

臭いの原因になる汚れとしてもっとも多いのが、尿の飛び散りです。男性が立ったまま用を足すとき、尿の飛沫が便器や床・壁などに飛び散っています。その都度掃除をすれば臭いは発生しませんが、用を足す度に掃除をするのは難しいものです。

飛び散った尿を放置すると尿石となり、便器に固くこびりつくようになります。尿石は強いアンモニア臭を発生するため、トイレ全体が臭くなってしまうのです。そのほかにも、ホコリが原因で発生した雑菌や、カビなども臭いの原因になります。

トイレの掃除が不足すると見た目が汚くなるだけでなく、悪臭の原因になることも覚えておきましょう。また、「今まで何ともなかったのに急にトイレが臭くなった」というときは、配管内で詰まりが起きている可能性が考えられます。配管が詰まって水が流れづらくなると、便器に溜まっている水がなくなり、下水管の悪臭が上がってきてしまうのです。

臭いを除去するトイレの掃除方法

トイレの臭いを解消するためには、適切な方法で掃除することが何より効果的です。汚れが蓄積すると臭いの原因になるので、できるだけ毎日トイレ掃除をするよう心掛けましょう。

ウォシュレット便座の裏側や壁・天井の拭き掃除などは定期的におこなえば問題ありませんが、便器や床の簡単な拭き掃除は毎日おこなうのが望ましいです。汚れに気付いたらいつでも掃除できるように、トイレ用のお掃除シートなどを手の届く場所に置いておくとよいでしょう。

便器の内側に黄ばみ汚れなどが付着している場合は、洗剤を吹きかけてその上からトイレットペーパーを貼り付け、30分ほど放置してからブラシでこすってみてください。トイレ内に発生したカビは、市販のカビ取り剤や塩素系漂白剤を使って除去しましょう。自分で掃除をしても臭いが改善されない場合は、業者への依頼を検討してみるのもおすすめです。

トイレの臭い消しに役立つアイテム

トイレの臭い消しスプレーや置き型消臭剤なども販売されていますが、重曹を使った臭い消しを試してみるのもおすすめです。重曹には酸性の汚れを落とす効果があり、消臭作用もあります。

水に溶かしてスプレーボトルに入れればトイレ掃除にも使えますし、容器に入れてトイレに置くだけで消臭剤代わりにもなるのです。1～2ヶ月で消臭効果はなくなるため、その後はトイレ掃除に使うとよいでしょう。

また、トイレの詰まりが原因で悪臭が発生している場合にも、重曹が役立ちます。便器の中に重曹50ｇとクエン酸100ｇを入れ、その上からお湯をかけてみてください。重曹とクエン酸が反応して発泡するため、そのまま1時間ほど放置したらバケツで水を流しましょう。詰まりが解消され、臭いがしなくなるはずです。重曹は100円ショップでも購入できるため、常備しておくと大変便利です。

トイレの臭いを予防するポイント

普段からトイレの臭いを予防するよう心掛けましょう。もちろん、こまめに掃除をすることがもっとも効果的な予防方法です。汚したらすぐ掃除することを家族全員が意識していれば、汚れが蓄積することはありません。

また、特に子供がいる家庭におすすめなのが、壁に貼る保護シートです。尿の飛び散りにより汚れていても簡単に拭き取れ、臭いが気になってきたら新しいものに取り換えるだけで済みます。そのほかにも、男性はできるだけ座って用を足す、水が飛び散らないように蓋をしてから流す、普段は扉を開けたままにして通気性をよくし、カビの発生を防ぐなどもポイントです。