水のコラム

給湯器の故障?修理が必要なケースなど解説

2022年05月28日 その他


お湯を使おうとして蛇口をひねっても水しか出ない、温度が安定しないといったことが突然起こるかもしれません。

そんな時、考えられる原因の一つが給湯器の故障です。この記事では、どんな時に給湯器を修理したほうがいいのか、交換費用の相場はどれくらいなのか取り上げます。

給湯器の修理が必要なケースは?

給湯器の不具合には、さまざまなパターンがあります。どんな時に修理を検討するべきなのでしょうか。5つのケースを紹介します。

■10年近く給湯器を使っている
給湯器の寿命は、約10年と言われています。耐用年数に近づくほど、トラブルが起きやすいものです。

部品が経年劣化してしまい、お湯が出にくくなってしまうこともあります。10年近く使用している場合は、交換が必要になることも多いでしょう。

まずは、修理会社に相談してみることをおすすめします。

■お湯の温度が安定しない
お湯の温度が安定しない場合、まずはその症状が家全体で起こっているものなのか、特定の場所のみで生じるものなのかを確かめてください。

そうすることで、原因をある程度絞ることが可能です。

たとえば、普段お湯を使用する場所であるキッチンやバスルームでお湯の温度が安定しない際には、その部分だけなのか、それともほかの場所でもそうなのかチェックしましょう。

全体ではなく、一部でお湯の温度が安定しない時は、温度を調整する水栓の不具合かもしれません。

一方で、家全体でお湯の温度が不安定になっている時には、給湯器の不具合が考えられます。修理や交換を検討してください。

■給湯器からの異音
給湯器から聞きなれない音がした場合には、何らかのトラブルが起きている可能性があります。小さな爆発音のような音がした後に、ガスの臭いがした場合はガス漏れや不完全燃焼が考えられます。

給湯器の使用をストップして、ガス会社に連絡してください。

■配管劣化による水漏れ
給湯器本体には異常が見られなくても、配管から水漏れが生じる場合もあります。配管トラブルが起きた場合は、配管交換だけで済む場合が多いでしょう。

水漏れが生じたときには、早めに修理をお願いしてください。

■お湯にならない
給湯器の電源を入れても燃焼ランプがつかない、点火しない場合は給湯器の故障が疑われます。業者を呼んで対応してもらってください。

■給湯器の温度センサーエラー
給湯器本体やリモコンに、3桁または2桁の数字が表示されることがあります。これはエラーコードで、種類によっては修理が必要です。

たとえば、ガスの遮断によって「111」や「11」というエラーコードが表示されます。

ガスの遮断原因は、ガス栓の閉栓やガスメーターの遮断など。ガスが遮断された状態でお湯を使おうとするとこのようなコードが出てくるのです。

この場合は、ガス栓の開栓やガスメーターを遮断解除することで解決します。しかし、それでも解決しない場合は給湯器の故障が考えられます。

内部のどこかが故障してしまっている可能性があるので、メーカーや給湯器修理業者に依頼してください。

修理だけで使える?

給湯器の不具合があると、修理した方がいいのか交換がいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。給湯器の修理の方が安いイメージですが実際はどうなのでしょうか。

修理だけで済むケースを2つ紹介します。まず、ガス給湯器自体が新しい場合は修理だけで済むでしょう。

給湯器メーカーの無料保証期間は約1〜2年です。その間に起きた不具合は、修理費用が無料になるのでお得です。

経年劣化による不具合もないので、簡単な修理で終わることが多いでしょう。

賃貸物件の場合は、管理会社または大家さんに連絡すると、無料で修理を受けられるでしょう。使用期間が8年を超えている場合は、修理ではなく交換がおすすめします。

メーカー保証期間を経過しているガス給湯器は、有償での対応になるため修理費用と交換費用にさほど大きな違いが生じません。

設置から8年以上経っているガス給湯器であれば、ほかの箇所が故障してしまう可能性も考えられます。あとで見つかった場合、結果的に修理代が嵩んでしまいます。

出張費や点検費などの費用もかかるので注意してください。長く使用するガス給湯器です。この先のことを考えて、ガス給湯器を交換する方が結果的に安く済みます。

給湯器の修理や交換は必要?

上記で取り上げた給湯器の不具合が見られる際には、業者に連絡してください。年数が経っている給湯器や劣化が多い場合には交換することもあるでしょう。

部分的に修理することで直ることもあります。しかし、中には「給湯器の修理や交換は高くつくので、できるだけ自分でなんとかしたい」と考える人もいるでしょう。

DIYが得意な人だったら、給湯器の交換も自分でやった方が早いと考えるかもしれません。しかし、ガス給湯器の修理や交換をDIYするのは危険です。

ガス給湯器にはガスや電気、水道などに関連するさまざまな機能が搭載されているため、知識のない人が扱うと思わぬトラブルを招きます。

しかし、ガス給湯器を自分で交換した様子をインターネット上で公開している人もいます。

それを見ると、自分にもできるかもしれないと考えてしまいますが、それらの人はある程度の知識を持っている人たちです。

給湯器の修理・交換する場合には、給水装置工事主任技術者・液化石油ガス設備士・ガス機器設置スペシャリストなどの、いくつもの資格が必要になります。

そのほかにも、給湯器の交換に関わる資格はあります。給湯器工事は、作業内容によって必要な資格は変わる専門性の高い仕事です。

その作業を自分ですることは、車の免許なしで運転するようなものです。運良く交換できたとしても、実際には違法行為になります。

また、DIYでガス給湯器を交換すると、ガス漏れなどの事故を起こしやすいと考えられます。大きな事故にはならなくても、自分では復旧が困難なトラブルを招くかもしれません。

結局は業者に頼むことになり、費用も余分にかかってしまいます。初めから、業者に依頼することをおすすめします。

給湯器の修理や交換費用の相場は?

給湯器の点検費用は約5,000円です。点検の際に、何らかの部品交換が必要になったときには、プラスの部品代と作業料金がかかってきます。

修理費用は故障場所によっても変わりますが、目安としては、7,000〜15,000円程度です。

不具合箇所が電気系の部品であれば、7,000円ほど、燃焼系の部品であれば15,000円ほどかかると考えられます。

そのほかにも、水制御系の不具合は1,0000円ほど、安全装置の不具合の場合は8,000円ほど費用がかかるでしょう。

加えて、お湯張り機能付きの給湯器の修理でコントロール機器の交換が必要になった場合には、20,000円ほど料金が加算されます。別途出張費がかかることもあるでしょう。

多めに費用を見積もっておきましょう。また、給湯器を交換費用は、6万円〜20万円ほどと幅があります。ガス給湯器の費用は、主に号数によって変わります。

号数とは、簡単に言うと、1分間に出せるお湯の量のこと。号数が大きいほど大量のお湯を使うことが可能です。16号・20号・24号と号数が上がっていくほど、価格もアップします。

また、最新機能ガス給湯器に交換する場合は、通常のタイプよりも金額が高くなるでしょう。

まとめ

給湯器からお湯が出ない、もしくは温度が安定しない場合は給湯器の故障が疑われます。10年近く使用している給湯器の場合は、部分的に修理してもほかの部分が不具合を起こすかもしれません。

その場合は、修理より交換を検討してください。修理費用は故障場所によっても変わりますが、7,000〜15,000円程度を目安に考えておきましょう。

信頼できる業者に相談して、修理または交換してください。

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