水のコラム

トイレの老朽化?トラブルが頻発する理由

2021年06月29日 トイレのトラブル

水漏れや、フィルターの目詰まりなど、トイレのトラブルが頻発するのは、トイレの老朽化の可能性が高いです。トイレの便器やタンクは陶器製で耐久年数がとても長いですが、タンクの中のパーツはプラスチックや金属、ゴムでできており、耐久年数はそれほど長くありません。陶器と違い、水に晒されていると劣化してしまうためです。

ただパーツによって交換する作業は、それほど難しいものではありません。とくに、トイレの節水グッズを取り付けた経験のある方なら、尚のことでしょう。どれほどの期間で劣化してしまうのか、劣化が原因で水漏れが起きた際の対処法をご紹介します。

耐久年数は部位によってそれぞれ

便器とタンクは陶器でできています。陶器の耐久年数は長く、便器は割れない限り半永久的に使用できます。しかし、タンクに関してはパーツを除いて約15年と短く、タンク内のパーツの耐久年数は10年ほどです。老朽化によってトラブルが頻発するようになれば、タンクごと交換したほうがコストを抑えられます。

とくに劣化しやすいのは、ボールタップ内にあるダイヤフラムというパーツのパッキンです。ゴム製のものは劣化が早く、水の出が悪くなったと感じるときは、まずダイヤフラムのパッキンをチェックしましょう。

DIYに慣れていないときは業者に任せましょう

タンク内にある、便器内への給水をコントロールする浮き球の破損や、ゴムフロートの交換は、それほど難しいものではありません。しかし、DIYに慣れていないと、時間がかかります。もし自力での修理交換が難しいと判断した場合は、無理に修理しようとせず、業者に連絡したほうが、さまざまなコストが抑えられるでしょう。

ボールタップ

タンクの中にゴミが入らないよう、ボールタップにはフィルターがついています。長い年数使用していると、フィルターの目詰まりが発生しやすくなります。タンクの老朽化に比例し、目詰まりを起こしやすくなるので、掃除をしてもすぐに目詰まりが発生する場合は、タンクの交換を考えたほうが良いでしょう。

またボールタップのフィルターを交換する際には、止水栓をしっかり閉めてから作業してください。止水栓が開いた状態で交換作業を開始すると、トイレの床が水浸しになります。他の部屋に影響が出れば、修繕費用を支払わなくてはいけません。

ボールタップのフィルターは、止水栓とつながる配水管と、ボールタップの間にあります。もし取り外しができないタイプの配水管や、規格外だった場合は、自力で修理、交換しようとせず、業者に連絡しましょう。

オーバーフローはトイレの水を溢れさせないパーツ

トイレタンクの水量をコントロールするオーバーフロー管が劣化すると、破損した部分から水が流れ、便器内に常に排水されてしまいます。そのため、タンク内に便器内洗浄に必要な水が溜まらず、水が流せなくなるのです。

タンク内清掃や、パーツ交換の際にオーバーフロー管が折れてしまうことはよくあり、交換をするにはタンクを取り外さなくてはいけないため、自力で修理交換するのは難しいでしょう。しかし、これを放置してしまうと、水漏れの原因になってしまいます。DIYが得意な人であれば、応急処置として、オーバーフロー管の代替品を設置できるでしょう。

しかし、慣れていない作業の場合、タンクの蓋を落としてしまうなど、余計な破損につながってしまいます。業者に連絡すれば数時間から1日で、修理交換ができるため、DIYに慣れていない場合は、業者を待ちましょう。

数時間で業者が修理に来られるときは、止水栓を閉め、トイレへの給水を止めて、業者の到着を待ってください。もし水道業者の営業時間外などに破損してしまい、修理までに時間を要する場合は、止水栓を閉め、バケツの水で便器内洗浄を行いましょう。

タンクレストイレ設置を視野に

タンクの交換にかかる費用は約10万円で、タンクレストイレの設置は、グレードにもよりますが、工事費込みで約12万円から可能です。タンクつきトイレは手洗い管があり便利ですが、タンク内の掃除が煩わしいときは、タンクレストイレの設置を視野に入れましょう。

タンクレストイレの一番のメリットは、高い節水効果です。タンクありの場合、13リットルの水を使用し便器内洗浄しますが、タンクレスは配水管から直接水を流すので、3分の1ほどの水で流せます。またタンク分のスペースがなくなるため、省スペースでトイレを広く使用できるでしょう。タンクがない分、掃除の手間も減り、時間のコストも抑えられます。

デメリットとして、停電時に使用できないことが挙げられます。しかし、これは停電時にも使用できるオプションを付ければ解決可能です。また、タンクがないため手洗い管はなく、別途手洗い場を設置する必要があります。マンションの高層階など、水圧が低い物件の場合、設置できない可能性があるため注意しましょう。

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みえ水道職人は四日市市、津市、鈴鹿市、松坂市、桑名市、伊勢市など三重県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にみえ水道職人にお問い合わせください。

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