台所にコバエが！発生原因と駆除方法を紹介 -みえ水道職人 -三重県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

台所にコバエが！発生原因と駆除方法を紹介

2021年07月21日キッチンのトラブル

とくに暑い時期になると、キッチン回りでコバエが飛んでいるのを、発見することが多くなります。キッチンは料理をする場所なので、コバエが飛んでいると不衛生な感じがして気分も悪くなるでしょう。今回は、キッチンでコバエが発生しやすい箇所や効果的な駆除方法、予防のためにできることなどをご紹介します。

目次非表示

5 水回りのトラブルはみえ水道職人へお電話ください

6 関連記事

キッチンに発生するコバエの種類は？

キッチンで見かけるコバエはすべて同じに見えますが、異なる種類のコバエが存在します。

・ショウジョバエ
とくによく見かけるのがショウジョウバエです。体長2～3mmで赤い目をしていますが、よく見ないとほかのコバエと区別はつきにくいでしょう。腐敗した生ゴミなどを好むため、キッチンで見かけることが非常に多いです。羽化するまでのサイクルが短く、あっという間に大量発生します。

・ノミバエ
ノミバエは見た目がノミに似ていて黄褐色をしており、腐った生ゴミや排水溝が発生源になることが多いです。厄介なことに食品に産卵することもあるため注意しなければなりません。

・キノコバエ
キノコバエは蚊のように細長い身体をしていて、発生源は主に植物です。そのため、キッチンというより、観葉植物が置いてあるリビングなどで見かけることが多いでしょう。

・チョウバエ
チョウバエはほかの3種類より少し身体が大きめなのが特徴で、身体の表面に産毛が生えていてチョウに似ています。水回りで発生するため、キッチン以外の水回りでも見かけることが多いです。

コバエが発生しやすい箇所を紹介

コバエは水がある場所で発生しやすく、腐敗物の臭いを好みます。そのため、キッチンではとくに、三角コーナーや排水溝などに発生することが多いでしょう。生ゴミ用のゴミ箱がキッチンにある場合は、そこも発生源になりやすいです。

生ゴミが入っていなくてもぬめり汚れなどが発生しているとそれをエサにするコバエが寄ってきやすくなるため、常に清潔な状態にするために小まめに掃除をしておく必要があります。また、食べ残しや洗っていない空き缶・空き瓶なども、置きっぱなしにしておくと危険です。とくに、6～10月頃の比較的暖かい時期にコバエが発生しやすくなるため、この時期はより注意が必要になります。

発生したコバエを駆除するには？

コバエの駆除方法には、主に以下の二つがあります。

・殺虫剤を使用する
もっとも手軽なのは、殺虫剤を使って駆除する方法です。市販のコバエ用殺虫剤にはスプレータイプと設置タイプのものがあるため、うまく使い分けるとよいでしょう。スプレータイプのものはコバエをよく見かける場所に、あらかじめ吹きかけておいても効果的です。

設置タイプの殺虫剤はコバエが好む臭いで引き寄せ、中に入ってきたコバエを逃がさないようにして死滅させる効果があります。どちらのタイプのコバエの種類によっては効かない場合もあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。

・トラップをかけて駆除する
殺虫剤を使うことに抵抗がある場合は、めんつゆやお酢を使ってコバエをトラップにかけましょう。どちらもコバエを引き寄せる臭いがするため、非常に効果的です。まず、容器に水を入れ、水と同量のめんつゆかお酢を入れます。そこに、食器用洗剤を2、3滴垂らしておくことで、引き寄せられて水に入ったコバエが沈み、死滅するという仕組みです。コバエが気になる季節になったら、シンク周りなどに設置しておくとよいでしょう。

コバエは予防することが重要

コバエは不衛生な状態にしておくとすぐ発生します。そのため、予防するためにはキッチンを常に清潔な状態にしておくことが大切です。三角コーナーの生ゴミはすぐに捨てる、生ゴミは新聞紙に包んでからビニール袋に入れて密閉して捨てる、食べ残しを放置しないなど、徹底することでコバエを発生させないようにしましょう。また、食器に食べカスが付いたまま放置するのも危険です。食べ終わったらすぐに洗うように習慣づけることをおすすめします。

・排水溝は重曹を使ってスッキリ掃除を
ぬめりがひどい排水溝の掃除には重曹を使うと効果的です。排水溝に重曹と酢をたっぷりと振りかけてみてください。シュワシュワと泡が出てきて、ぬめりや汚れをスッキリと落としてくれます。そのまましばらく放置してから、お湯をたっぷりと流しましょう。

重曹には消臭効果もあるため、コバエが臭いに引き寄せられてやってくることもなくなるはずです。定期的にこの方法で掃除しておくことで、コバエだけでなく詰まりも予防できます。