水のコラム

アパートで水漏れしたときの応急処置・費用を徹底解説!

2022年10月31日 水のトラブル

アパートで水漏れが発生したとき、どのように対応すれば良いのか困ってしまう方がほとんどかと思います。集合住宅だと、隣や階下の住民に迷惑をかけることもあり得ますよね。被害が大きくなればなるほど修理費用も高くなります。

しかし、中には修理費用が自己負担ではない対象もあります。アパートで水漏れが発生した時にまずすべき応急処置と、費用について把握しておけばいざというときに焦らず対応できます。

アパートの天井から水漏れの原因と応急処置

アパートの天井から水漏れが発生したときの原因は、雨漏りや上階住民宅でのトラブル、水道管の破裂などが考えられます。それぞれの詳細な原因は次の通りです。

雨漏り・・・建物の築年数が古い、壁の凹凸が多い、屋根の形状が複雑
上階住宅でのトラブル・・・浴室やトイレ、キッチン等水回りの水漏れ発生
水道管の破裂・・・水道管の老朽化、凍結、災害による衝撃

いずれにしても、まずは管理会社か大家さんに連絡を入れましょう。水道回りの修理は、管理会社や大家さんが契約している会社があるかもしれません。勝手に水道修理会社に修理を依頼すると、退去時にトラブルとなることもありますので気を付けてください。

管理会社、大家さんが対応してくれている間に、自力でできる応急処置をしましょう。水漏れをそのままにしていては、水がかかってしまった床や家具の腐敗、家電の故障に繋がります。自力で行うべき応急処置は次の通りです。

・家具・家電を移動させる
・拭き掃除

天井からの水漏れが発生している箇所に家具や家電があれば、移動してください。そのままにしていると腐敗したり故障したりしてしまいます。重くて移動できないときは、ビニールなどで保護して水がかかるのを防ぎましょう。

水漏れで濡れた床をそのままにしていると、腐敗の原因となります。湿気でカビやダニ、シロアリが繁殖してしまうことも。水漏れから二次災害に発展するとそれだけ修繕費用も大きくなってしまいます。

また、水漏れが床から階下に流れ出てしまうこともあります。そうなると、階下の修繕費も自分で負担することになる可能性もあるので注意してください。濡れてしまったところは拭き掃除をして水漏れ箇所にバケツを置き、床にかからないようにするのが大切です。

水漏れの修理費用と火災保険

水漏れが発生したときの修理費用は、水漏れが起きている範囲や原因によっても異なります。天井からの水漏れが発生した時の修繕費用は20,000~40,000円が相場です。なお、水漏れが発生した原因によっては自己負担にならないこともあります。

水漏れを発生させる原因を作ったのが上階の住民であれば、費用負担はもちろん上階の住民です。経年劣化による水漏れであれば、管理会社や大家さんが負担する可能性もあります。気づかないうちに損をしてしまわないように、必ず確認しましょう。

なお、修理費用を自分で負担しなければいけないときは、複数の水道修理会社に見積もりを依頼してください。現地調査や見積もり計算を無料で実施している会社もあります。価格の比較だけではなく、どのような修繕会社なのか知る上でも見積もり依頼は重要です。

また、水漏れが発生したとき、火災保険が役立つかもしれません。アパートなど集合住宅であれば、入居時に火災保険に加入するはずです。火災保険は、住宅など建物や家具、家電などの家財を補償する保険です。

水漏れが起きたときにも補償がきく可能性もあるため、必ず契約内容を確認してください。なお、火災保険が建物のみの対象だった場合には使用できません。契約内容は保険会社のホームページや電話で確認できます。

保険会社によっては定期的に書面にて契約内容が送られてきている場合もあります。補償されるのは予期せず起こった被害のみで、故意に起こしてしまった水漏れは補償されません。

洗濯機のホースが外れたことによる水漏れなどは、個人の過失として故意に起こした水漏れと判断されやすいです。また、水漏れが原因で腐敗・故障してしまった家具家電は捨ててしまうと補償が受けられないこともあるため、早まって捨てないように注意しましょう。

水漏れを防ぐためのチェックポイント

水漏れを事前に防ぐためには、自宅の水回りを定期的に確認しておくことが大切です。天井からの水漏れは、自分が被害者になるだけではなく、加害者になることも十分あり得ます。

トイレや浴室、洗濯周りやキッチンなどの水回りから水漏れが発生し、階下に迷惑をかけることも。どのような点に注意して水回りのチェックをすれば良いのか解説します。

浴室
浴室では、浴槽や床のタイルにひび割れがないか、蛇口やホースなどに傷みやゆるみがないかを確認してください。築年数が古いとあらゆる箇所が劣化していきます。劣化箇所に気づかないまま使用すると、いずれ大きな水漏れに発展してしまうので注意してください。

シャワーや蛇口から水が滴り落ちていないかも要チェックです。残留水が漏れているだけのこともありますが、劣化によってあらゆるパーツにゆるみが生じて水漏れが発生している可能性もあります。

洗面所
洗面所では、洗面台や蛇口、配管にひび割れやゆるみがないかどうかを確認します。配管に関しては、目視で確認できない小さなひびもあるかもしれないため、水を流してしみ出す箇所はないかをチェックしましょう。

配管回りなどは日常的に目につく場所ではありません。毎日確認する必要はありませんが、月に1度程度のペースで確かめましょう。

キッチン
キッチンは、蛇口の付け根やシンク下の配管部分で水漏れが発生しやすいです。配管部分はシンク下なので、水漏れが発生していても気づきにくい箇所です。気づいたらシンク下収納が水浸しになっていたということがないようにしましょう。

配管部分に緩みがないことと、蛇口を閉めた状態で付け根から水がにじみ出ていないかをチェックしてください。

トイレ
トイレでは、外から目視で確認できる配管をチェックします。劣化によってゆるみがあると、水漏れの発生に繋がります。ただ、結露で水滴が付いているだけであることもあるので、必ず水滴を拭き取った上で確認してください。

タンク周りやウォシュレットのパーツも要チェックです。普段から目に入る箇所ばかりですが、よく見ないと水漏れに気づけない部分でもあります。こまめに以上が発生していないか確認することが大切です。

まとめ

アパートの天井から水漏れが発生した時の原因と応急処置の方法、修理費用と火災保険で対応できるのかなどについて詳しく解説してきました。アパートの天井から水漏れが発生した際は、管理会社や大家さんに連絡した上で迅速に応急措置を行うことが大切です。

修繕費用は必ずしも自己負担になるわけではないので、確認をしてください。契約している火災保険の内容によっては、補償の対象となることもあります。また、水漏れは被害者にも加害者にもなり得ますので、日ごろから水回りで水漏れの可能性がないかをチェックしておきましょう。

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